輸送分科会
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輸送分科会とは
平成元年に関西を中心として空気輸送などを中心に当分科会が発足した。粉体ハンドリング分科会と重複する面もあるが協調して活動している。輸送設備における新市場や新輸送手段の動向を探求し発信している。今後は機械輸送も含めて、コンタミ、エコをテーマとした省エネ機器の開発、数値シミュレーションや計測などの最新技術の活用などが検討課題である。専門分野における現在の技術レベル、今後の動向と分科会活動について
1)空気輸送の分野では,粉体の物性により高濃度低速輸送、低濃度高速を使い分けるのが主流である。また機械式輸送はコンタミをより少なくする技術が要求され、進展がみられる。破砕しやすい材料、付着性粉体の輸送のほか、多成分系粉体を分離なしで輸送する技術など、高度化する要求への対応が今後の技術的課題である。2)計算機能力の飛躍的な向上に伴い、種々の粉体操作への数値シミュレーションの利用が拡大しており、汎用ソフトの利用可能性なども含めて、数値シミュレーションの粉体輸送技術開発への応用についても発展が期待できる。その他、画像計測、トモグラフィ計測などの最新計測技術の動向についての調査の継続、AI 技術の利用可能性についても調査する必要がある。
3)粉体輸送技術の高度化と将来の展開を見据えて、3Dプリンターなど、粉体輸送が関わる新しい技術の動向についても調査していく必要がある。
当年度事業計画の概要と運営方針
- 中期活動テーマ
1)メーカーおよびユーザー双方の会員にとって有益となる情報収集とその発信に努めたい。
2)海外での分科会開催は、まだ1度も行っていないため、実施についての検討を行いたい。
3)機械式輸送において、従来の技術に新しい技術を追加することにより、コンタミをさらに減らす事が重要なテーマになっており、この業界において各社での取り組みが見られる。この分野の取り組みについての情報発信を行っていきたい。
4)空気輸送において、コンタミ低減は同様に重要なテーマであり、多種類原料の混合粉体の分離の低減、残留の少ない搬送技術の確立が望まれる傾向にある。この分野の取り組みについても情報発信を行っていきたい。 - 2021年度の事業計画の概要と運営方針
1)今年度は、感染症拡大の影響で、幹事会はほぼweb形式の分科会になり講演と製品紹介を行う。現状では例年通りの3回の分科会は困難で、2回になる予定。
2)粉体技術養成講座の開催に向けた論議していますが現在保留となっています。
3)海外での分科会開催の可能性について長期で検討。
4)コンタミ低減技術に関して、情報収集と発信ができるように活動したい。
世話人
コーディネータ | 大阪大学大学院 | 田中 敏嗣 |
副コーディネータ | 千葉大学大学院 | 武居 昌宏 |
代表幹事 | 三興空気装置(株) | 岸本 武志 |
副代表幹事 | アマノ(株) | 松井 哲也 |
幹事 | ㈱日清製粉グループ本社 | 白井 聖 |
幹事 | (株)椿本バルクシステム | 中津井 誠一 |
幹事 | 日本スピンドル製造(株) | 増田 勇 |
幹事 | シンフォニアテクノロジー(株) | 山本 真史 |
幹事 | エステック(株) | 山本 洋一 |