混合・成形分科会
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混合・成形分科会とは
1)均一混合・混練技術:混合・混練物の多様化,多品種少量生産と言ったニーズに対応して,装置の複合化・多機能化や精密な制御操作技術が求められている。そのための手段として混合・混錬装置設計にDEMシミュレーションなどの数値実験結果を活かす方法の確立が必要である。2)混合・混練操作の自動化:労働人口の減少による人手不足や新型コロナウイルス汚染などの人による生物汚染に対応するために粉体操作の無人化、自動化が求められている。混合・混練操作もロボット技術、AIやIoTを利用した自動化が重要であり、混合・混練操作も含めた粉体システム全体の無人化、自動化を進める必要がある。
3)高度に制御された成形:成形時の形状変化を抑えたニアネットシェイピングが求められており、精密に制御された成型操作の精密化・高度化が必要である。特に最近、層状に敷いた金属粉体にレーザーや電子ビームをCAMソフトで制御・照射し、部分的に溶融成型しながら積み上げてゆく金属3Dプリンタ技術のような新しい粉体成型方法にも対応する必要がある。
4)混合・混練・成形状態の評価方法の標準化:成形体などの特性・品質をその原料粉体や混合・混練物の特性などから予測することが将来的な課題である。効率的な装置開発や操作条件設定に重要な混合・混練状態の適正な評価手法を開発する必要があり、分科会で検討した混練状態,混練機特性の評価方法を含め,標準化を図る。
当年度事業計画の概要と運営方針
- 中期活動テーマ
粉体の混合・混練・成形に係わる『温故知新』と『最新技術』をテーマに、工場見学会と講演会を計画することについて変更はない。これまでは混合・混練・成形技術をプロセスの基本としたユーザーの工場見学と講演に焦点を絞ってきたが、最近ではメーカーの新技術と技術動向にも活動テーマを広げている。 - 2021年度の事業計画の概要と運営方針
引き続きメーカーの新技術と技術動向へも活動テーマを広げつつ、最先端事業への取り組みや技術の伝承などについて、それぞれの問題提起や解決へのヒントを提案することを目指して活動する。
世話人
コーディネータ | 名古屋工業大学 | 藤 正督 |
副コーディネータ | 法政大学 | 森 隆昌 |
代表幹事 | (株)徳寿工作所 | 朝日 正三 |
副代表幹事 | (株)栗本鐵工所 | 藤井 淳 |
幹事 | (株)ツムラ | 石丸 順之 |
幹事 | ホソカワミクロン(株) | 岩田 敏昭 |
幹事 | 大平洋機工(株) | 斎藤 博 |
幹事 | (株)ダルトン | 島田 英明 |
幹事 | シオノギファーマ(株) | 六車 嘉貢 |
名誉コーディネータ | 兵庫県立大学 | 鈴木 道隆 |