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H27年度クリーン化分科会 報告

2016年2月8日

  • 鍵先生の開会の挨拶
    鍵先生の開会の挨拶
  • 国立環境研究所  藤谷雄二講師の講演風景
    国立環境研究所  藤谷雄二講師の講演風景
  • 講習会参加者の様子
    講習会参加者の様子
  • 機器メーカーの展示の様子
    機器メーカーの展示の様子
平成28年1月29日、日本エアロゾル学会と共催で、東京工業大学大岡山キャンパスにて「エアロゾルの計測手法と今後の展開」をテーマとして、第2回分科会を開催いたしました。
1)講演Ⅰ 大気計測 「燃焼発生源由来の一次粒子と二次粒子に関する最新課題」
国立環境研究所  藤谷雄二 氏
大気エアロゾルの分類と測定法/直噴ガソリン車由来の一次粒子/沿道ナノ粒子の長期モニタリング/自動車排ガス由来の二次有機エアロゾル/燃焼発生源における凝縮性ダスト
以上について実測例や問題点につき解説いただいた。

2)講演Ⅱ 室内環境「室内浮遊微粒子の実態と今後の展望」
東京工業大学  鍵 直樹 氏
室内浮遊粉じんの現状/室内環境特有の課題 挙動、発生源、健康影響/新たな室内汚染 二次粒子発生/古くて新しい室内汚染 ハウスダスト/室内清浄機による浄化/室内粉じんの計測

3)講演Ⅲ エアロゾル計測機器の紹介
・東京ダイレック(株) PM2.5エアロゾルモニター、オプティカルパーティクルサイザー
・リオン(株) パーティクルカウンター
・(株)アイデック エアロゾルサンプリングポンプ
・柴田科学(株) ハイボリュームエアサンプラ―
・日本カノマックス(株)) ナノサンプラー、粒度分布測定器
につきスライドと実機にて解説いただいた。

4)講演Ⅳ  微生物計測 「DNA塩基配列解析法を利用した室内微生物の同定」
(株)大林組  四本瑞世 氏
・バイオエアロゾル(浮遊微生物粒子)について 指針、調査方法など
・浮遊微生物の同定方法について DNA塩基配列解析法を利用した同定方法
・DNA塩基配列解析法を用いた施設内微生物汚染の評価―高齢者福祉施設、オフィス、製造工場の実態調査
について解説いただいた。

5)講演Ⅴ  放射性エアロゾル 「放射性エアロゾルの健康影響と計測手法」
放射線医学総合研究所  福津久美子 氏
放射性エアロゾル―人工放射性核種、天然放射性核種/放射性エアロゾルの健康影響/計測手法/環境モニタリング/粒径測定
以上について解説いただいた。

6)講演Ⅵ  放射性エアロゾル 「放射性エアロゾルの大気中における輸送・沈着の解明」
産業技術総合研究所 兼保直樹 氏
チェルノブイリ、東北大震災時の福島第一原発での事故による放射性エアロゾルの拡散、濃度、沈着につき実測データなどをもとに解説いただいた。

以上

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